社会人が働きながら公務員試験に合格する勉強法とは?

この記事では、社会人が仕事と両立しつつ公務員試験に合格できる予備校に通わない勉強法について解説していきます。

目次

1. 働きながら公務員試験に合格する人の話は聞いたことあるけど本当に可能なの?

2.合格した人の共通点とは?

3.消去法による勉強法

4.予備校で勉強するべき?

5.おすすめの自習場所 

6.まとめ

1. 働きながら公務員試験に合格する人の話は聞いたことあるけど本当に可能なの?

会社で仕事に悩む女性

民間に就職してはみたが、安定を求めて公務員…。よく耳にする話だと思います。実際に公務員試験を受けようにも、まずは試験勉強と仕事の両立は中々難しいのが現状ですよね。「公務員試験合格のために一念発起!仕事を辞めて予備校に通って勉強!」←このように思い切りよくできれば苦労はしないと思います。私がこれから書くのは【仕事と両立しつつ、予備校に通わない勉強法(合格法)】です。

そんなことができれば、予備校なんてものは存在しないじゃないか!という声も聞こえてきそうですが、本当に可能です。

 実際に公務員として働いていた私が、「民間で働きながら合格した同僚」数人の話を元にまとめさせていただきました。働きながら合格した人には皆、同じ共通点があり、目から鱗が落ちるようなものばかりでしたので、ぜひ「働きながら合格」を目指す皆様の参考になれば幸いです。

2. 合格した人の共通点とは?

前述した共通点が気になるところでありますが、ズバリ共通点とは、「公務員試験とは、消去法であることを理解している」ということです。これは、試験問題がということではなく、受験先選びの段階から試験問題まで全てが消去法で決定されるということです。

 具体的に、どういうことなのか。

例えば、普段仕事をしながら公務員試験受験をする場合において、受験先はどういう所になるでしょうか。地方自治体か、国家公務員か、国家公務員なら1種を受けるのか、それとも2種を受けるのか、地方なら政令市を受けるのか、県庁を受けるのか、また、上級か初級か実は、転職組の公務員試験受験者には選択肢は多くありません。行きたい所に行けるのがベストですが、年齢や学歴、試験難易度など、多くの縛りが存在します。

 転職にて公務員試験受験をする方、その中でも働きながら合格を目指す方は、「公務員であれば、どこでもいい!どこかに引っ掛かってくれればいい!」という気持ちでないと、受けない方がいいと思います。受かる確率の少ない、高い競争率の試験に挑む訳ですから、理想を捨て去ることが必要です。霞ヶ関で働く自身をイメージしながら勉強に取り組むのも悪くないことですが…、まずはできること、できないことを決めるのが重要です。

 そのなかで、自分がその官庁の採用条件に合致しており、合格率が比較的高いと思われる試験を受けるべきなのです。「受かるかも…」は捨てましょう。

受験先選びは消去法にて、「受かる見込みのある所」のみを受験していくことが、合格に繋がります。公務員試験は点数で決まる訳ですから(面接も点数方式)、番狂わせもラッキーパンチもありません。身の丈に合ったところを選ぶべきなのです。

3. 消去法による勉強法

さて、消去法で得られる受験先選びをしましたが、そこからは何よりも試験勉強が必要になってきます。1次試験が突破できないことには面接への挑戦権は得られません。公務員試験は広範囲、多分野に渡って出題されます。何から手をつけるかが最初の難関だと思います。しかしながら、ここでも消去法で勉強を進めていくことが必要です。何故なら、試験によって必要な科目、出題形式はそれぞれ傾向があるからです。受験しない試験に出題される科目は勉強しても意味がありません。

例を挙げると、判断推理の出題で出てくる「暗号」問題は一部の地方上級でしか出題されないため、勉強時間が限られている社会人受験者の方々は勉強しても無駄でしかないでしょう。「もし、出題されたらどうしよう…」と、考える人もいるかと思いますが、公務員試験はより合格するための確率を消去法で上げていく試験です。他の問題も全て確率であり、必ずこれが出るというのはありません。「必ず」が無い以上「もしかしたら…」も捨てるべきなのです。

4. 予備校で勉強するべき?

では、上記のような試験範囲の傾向などはどうやって知ればよいのか?勿論、予備校に通うのも一つの手ですが、今回は「予備校に通わないで合格」を目指しています。コスト的にも高いし、仕事終わりに予備校に通える環境の人ばかりでは無いと思います。 

したがって予備校以外の方法にて、情報を仕入れることが必要です。実は、公務員試験の参考書の中にはそういった試験の傾向や、出題レベルが掲載されているものが多くあります。最新の過去問の参考書を購入し、チェックすることで、予備校の参考書に引けを取らない情報は手に入れることができるのです。オススメは「スーパー過去問」という参考書です。毎年発刊され、過去問を通して網羅的に傾向をつかみ、勉強していくことができます。出題範囲を消去法で絞っていくにはピッタリの参考書と言えるでしょう。 

このように、過去問の参考書で傾向をつかみ、自身の志望官庁に必要な試験科目を絞っていくのが、限られた時間の中で勉強をしていく最善の方法です。

この方法は予備校に通うことでは得られません。何故なら、予備校の参考書は所謂「学校の教科書」的であり、まずは授業にて基本知識の習得、その後過去問へと別の参考書を使い、勉強していくというように、時間をかけて習得していくようにカリキュラムが設定されているのです。また、予備校では「科目を絞る」というやり方は否定されます。 

筆者も予備校に通っていましたが、予備校では「とりあえず色々な試験を受けろ!」というような受験方法に誘導されていきます。

合格可能性を広げるためには、合格可能性が低い試験でもとりあえず受験させることで、受かるかもしれないし、次の試験へのリハーサルとなるというような考え方です。時間の限られた社会人受験者には悪手であるといえるでしょう。 

予備校の勉強法は時間がある人には良いと思いますが、時間が限られている社会人には、「ひたすら過去問を解いてから、わからないところを覚えていく」やり方こそが最善策と言えるでしょう。つまり、予備校の勉強法とは逆なワケです。

5.おすすめの自習場所 

これから、いざ勉強しようとしても社会人受験者につきまとう悩みが自習場所です。予備校通いであれば、自習室も使えますが、独学だとそうもいきません。(予備校の自習室のみの利用もできますが、月々高額料金です!)そこで、利用できるのが、市や大学の図書館、そして民間の有料自習室です。安価で利用ができ、長時間の集中ができます。静かな環境で集中することは合格への近道であると言えるでしょう。

6.まとめ

転職での公務員試験は、「如何に時間を有効に使えるか」です。そのためには、合理的に、消去法で科目・出題範囲を絞り、確実に出る問題を落とさないようにし、受かる見込みが高い所を受けていきましょう。そうすることによって、必ず試験合格へと近づくはずです。

まずは、「できるかも」を捨てるところからやってみませんか?