通関士試験の合格体験記

 流通関係の会社に入社して3年くらい経ったころ、ようやく仕事のコツがつかめてきた、と感じるようになりました。一方で、更なるキャリアアップのためには、関係する法律についても体系的に知識をつけていかなきゃ、とも思い、通関士の受験を目指すことにしました。

 

 どんな資格でも共通だと思いますが、まずは過去問だ、と思いました。そこで、評判の高いヒューマンアカデミーの「通関士教科書通関士過去問題集」を買いました。過去問を解いてその答えを暗記するだけだと、同じような問題が出れば答えることはできますが、過去問と全く同じ問題が出ることはないと思います。過去問から傾向をつかみつつ、過去問に出ていないところにこそ、試験に出るところがあると思いました。そこで、過去問と同じ出版社の「通関士教科書通関士完全攻略ガイド」もセットで買いました。完全攻略ガイドを一読して、過去問を解きました。過去問で答えられなかったところは自分の弱いところですから、完全攻略ガイドを読み直すことで弱点個所周辺の知識をつける、ということを繰り返しました。

 

 働きながらの受験でしたので、とにかく勉強時間の確保が課題でした。通関士合格までに必要な勉強時間は通算350時間程度、と聞いたことがあったので、毎日1時間ずつ、となります。しかし実際には平日毎日1時間も勉強時間を確保できませんでした。平日は暗記ものを通勤電車の中で少しずつやっていき、それとは別に週に2日、1時間ずつ勉強時間をキープしていました。さらに土日にまとめて、34時間勉強するようにしていました。限られた勉強の中、密度を上げるために環境の確保にも努めました。そこで通勤の途中経路にあった自習室を、かなり使わせてもらいました。自宅でないところに行くことで勉強モードに頭を切り替えることができ、集中できました。

 

 通関士の試験は、難しい理論や理屈が出てくるわけではなく、どれだけ覚えられるか、にかかっていると思います。勉強時間を確保し、とにかく繰り返し問題集を解いて、テキストを読むことを繰り返し、知識をたくさん身に着けていく忍耐力があれば、合格は決して難しくないと思います。

 

自習カフェ 西中島店 20代男性