建築士2級の合格体験記

 工業高校の建築科を卒業して、小さな設計事務所に勤めています。建築士資格は今の会社で仕事をしていくうえで必須です。工業高校出身だと、受験に必要な実務経験は3年になりますので、3年を経過したところで、建築士2級の受験に取り掛かりました。

 

 建築士試験は受験者がたくさんいるからか、参考書もたくさん出ていました。どれが良いか、一人で決められなかったので、すでに合格していた会社の先輩の意見も聞いて、建築資格試験研究会の「スタンダード2級建築士」で学科試験対策をしました。学科対策は暗記ですので、問題集に加え、通勤時間にも勉強できるように、持ち運びが楽なポケットサイズのテキストである、建築士学院の「二級建築士スーパーポケットブック」も使いました。製図対策は総合資格学院の「2級建築士設計製図テキスト」を使いました。製図は自宅で勉強するよりも、道具がそろっている職場で勉強した方が良いと思い、仕事が終わった後、職場に残って勉強していました。職場でやっていると、先輩に見てもらえ、アドバイスをもらえる、という点でも良かったです。

 

 仕事で設計をやっているので、仕事で得た知識でそのまま答えられる問題も多く、特に構造のあたりはあまり勉強しませんでした。逆に、法規や施工のところは最初は全然解けなかったので、集中して力を入れて勉強していました。学科試験は暗記が中心なので、通勤時間を有効に使いました。受験するまでは通勤時間はスマホでゲームばっかりしていましたが、その時間を建築士の資格試験の勉強に充てました。平日は仕事が忙しいので、まとまった勉強は土日にやっていました。土日の勉強は自習室に缶詰になって頑張りました。製図は会社の先輩の応援も得られたのでスムーズに進められました。小さいながらも設計事務所に勤めていたメリットを最大限に生かせたと思います。

 

 勤め先にもよると思いますが、2級建築士に関しては、仕事の経験を通じて得た知識を生かせれば、受験対策はそれほど難しくはないと思います。施工会社の方だと、製図の勉強が独学では厳しく、受験対策の学校に通われる方もいます。いずれにせよ、学科・製図とも努力の量が試される試験なのだと思います。

 

自習カフェ 心斎橋店 20代男性