簿記3級から始めて1級に合格した私の勉強方法

 簿記の勉強を始めたのは、いつか税理士か公認会計士の資格を取得して、転職したいと考えたからです。また、大学で初歩的な簿記の勉強をした経験があったので、他の受験生よりも多少有利なのではないかという期待もありました。初学者は日商簿記4級から始めますが、私は3級から学習をスタートすることができました。

 

 日商簿記3級から2級、そして最終的に1級まで受験したのですが、使用したテキストはすべてLECのものです。LECの通信制簿記講座に申込みをしたので、すべてその講座で使用するテキストと問題集を使用して勉強しました。市販の問題集を買おうかとも考えましたが、簿記講座では答案練習会、略して答練という模擬試験のような授業が頻繁に行われるので、市販の問題集に手をつける時間はありません。いろいろな問題集を中途半端にやるよりも、答練や授業で使う問題集を繰り返して解いたほうが、実力が付きやすいです。LECのテキストは解説がわかりやすく、覚えるべき箇所が赤色の文字になっていたり、アンダーラインが引いてあったりして、良いテキストでした。テキストや問題集以外に購入したのは、12桁が表示できる電卓、会計法規集などです。2級の試験では10桁の電卓では表示できないので、12桁の電卓が必須になります。

 

 仕事が忙しいときには、1週間くらい勉強できないこともありました。勉強する間隔が空いてしまうと、以前学習したことをもう一度復習しなおさなくてはならないので、時間がかかります。そのため、仕事が忙しい時期でも、学習する日の間隔が飽きすぎないように気をつけました。気分がのらない日や疲れている日でも、15分だけでいいから勉強しようと思うと、なんとか机に向かうことができました。日商簿記3級の試験を受けたときに、時間が足りなくなって焦ってしまったので、2級や1級の勉強をするときには、問題に正解するだけでなく、いかに早く解くかにも気をつけました。じっくりと考えればわかる問題であっても、試験時間内に解けないと意味がありません。解くスピードを意識するのは簿記の学習では重要だと思います。

 

 私は日商簿記3級に合格したあと、2級と1級の試験にも合格することができました。現在は税理士試験の勉強をしています。簿記の知識は、仕事で役にたつだけでなく、税理士や公認会計士、不動産鑑定士試験へステップアップするときの基礎となります。いきなり税理士試験の勉強を始めるよりも、3級から2級、2級から1級と少しずつ進んでいける簿記の試験は学習するモチベーションが保ちやすいです。

 

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